header
 
ご挨拶
設立趣旨
学会行事
役員・委員会名簿
各種委員会活動報告
議事録
各種規則
有益情報
入会のご案内
学会誌・投稿規定
LINK
お問い合わせ

一般社団法人
日本皮膚免疫アレルギー学会事務局
jscia@shunkosha.comまで
(学会事務関係のみ。医療上の相談
にはお答えしておりません)
 
 
理事長
ご挨拶見出し

 新理事長挨拶


一般社団法人 日本皮膚免疫アレルギー学会 
 理事長  戸倉 新樹 
(浜松医科大学 皮膚科学教授)



 2017年12月10日より、日本皮膚免疫アレルギー学会理事長を拝命致しました。任期は2年です。私はこれまで副理事長として片山一朗理事長の下、学会の運営などに関わってきました。

 本学会は沿革にありますように,1991年に設立した「日本皮膚アレルギー学会」(前身の抗原研究会は1972年に発足)と,1989年に設立した「日本接触皮膚炎学会」(前身の中部パッチテスト研究班は1976年に設立)が2007年に統合し,「日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会」となりました.2016年に一般社団法人となり,さらに2017年に「皮膚脈管膠原病研究会」が加わり,「日本皮膚免疫アレルギー学会 (Japanese Society for Cutaneous Immunology and Allergy (JSCIA)」と改称しました.

 この沿革から解りますように「日本皮膚免疫アレルギー学会」になるまでに45年もの間,皮膚アレルギーを中心する研究者の絶え間のない熱意によって,それぞれの時代を背景として,学会が集約されてきたことになります.

 学会の意義はこうした歴史抜きには語れません.現在までに先人が何に興味を持ち,どのような組織を作り,どんなことを明らかにしてきたかということに我々の活動は立脚しています.一方では,免疫アレルギーの旗の下に集結した学会ではありますが,多くの細分野を含む組織を鑑み,さらに現代にマッチしたモデルチェンジを図るべき部分もあります.

 こうした視点に立ち,(1)部門化による全体の活動の促進,(2)機関誌の欧文化,(3)学会発表のプライバシー保護と研究倫理の遵守,これら3点を私の任期中に実質的に成就したいと考えています.

 第1の部門化による全体の活動の促進ですが,既に片山前理事長の時に部門と部門長(括弧内,敬称略)を決定しています.それらは,接触皮膚炎(横関博雄),アトピー性皮膚炎(加藤則人),蕁麻疹・肥満細胞(秀道広),薬疹(橋爪秀夫),食物アレルギー(森田栄伸),職業アレルギー(中村元信),膠原病・リウマチ(山本俊幸)となりますが,これに基礎研究(椛島健治)を加えて,8部門とします.部門の役割は,各部門を活発化させる活動の提言,部門長または部門員による年次大会での最近の話題報告,および緊急時の対応,となります.例えば,臨床的・基礎的進歩やガイドラインに関する情報提供,新しい薬剤が登場した場合の使用に関する提言,薬剤や化学物質の皮膚障害に対する対応などを行います.

 第2の機関誌の欧文化についてです。日本皮膚免疫アレルギー学会は国際的な欧文誌を2018年3月に発刊することになりました.名称はJournal of Cutaneous Immunology and Allergy (JCIA) です.オンラインジャーナルで,John Wiley & Sons,Inc. (Wiley) から当初年6回発行します.現在さまざまなオンラインジャーナルが刊行されていますが,JCIAは約1500名の学会員を擁するJSCIAという学会のオフィシャルジャーナルですので,今後の発展が見込まれます.早期のインパクト・ファクター取得を目指しており,そのためにもh-indexの高い各国の研究者をBoard Membersに加えています.従来の邦文誌は,日本皮膚免疫アレルギー学会雑誌と名称を替え,徐々に発刊数を減らし,最終的には年2回(内1回は学術大会プログラム号)の発行の予定です.オンラインジャーナルは出版費が高価という印象をお持ちだと思います.JCIAは学会員の方々のために会員掲載料を設定し,通常の半分あるいはそれ以下の料金で論文を出版します.Review Article,Regular Article,Letter to the Editor(Short Case Reportを含む)のカテゴリーがあります.論文の内容はもちろん重要ですが,英文論文としての体裁も国際誌としては不可欠です.ある程度の校正は編集段階で行うとしても,良い英語での投稿をお願いします.立ち上げの2年間は,これまで他の国際誌の編集をやってきた私がさせて頂きます.

 第3の学会発表に際しての個人情報保護と臨床研究倫理の遵守についてです.これは日本皮膚科学会やアレルギー学会とも連携をとっていく予定です.プライバシー保護については,個人情報が漏れないように学会発表を行うことは既に皆さんもされていると思います.一方,医の倫理に関することは,「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」や,2018年4月に施行される「臨床研究法」に該当するか否か見極めて,倫理委員会を通過する必要があります.症例報告,観察研究,介入研究の区別から入り,薬剤では適用内か否か,製薬会社などのサポートを受けているか否か,などを適切に分別して,必要ならば倫理委員会を通す必要があります.特に臨床研究法は法律ですので,要注意です.

 今後,任期中にこの3つの重点課題を達成し,学会が標準基準にマッチするよう導いて行きたいと考えますので,会員の皆様のご支援をよろしくお願い致します.

 
歴代の理事長就任挨拶  
 
Copyright(C) The Japanese Society for Cutaneous Immunology and Allergy
All rights reserved.